さくらについてもっと知りたい!という方向けのページです!
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実は私、料理は大人になってしばらく経ってから始めたんです。
大学で経営学を学んだ後、新卒では自動車メーカーの営業職に就きました。早い段階に会社で良い成績をおさめることはできましたが、「いつか社長になりたい」という漠然とした思いがありました。そこで、働きながら友人とYouTubeやブログ、ホームページ制作などに取り組んだんです。
色んな事業を試した結果、学生時代に料理バトル漫画『食戟(しょくげき)のソーマ』を読んだ時の「こんな料理人になりたい!」という衝撃が忘れられず、料理人を目指すことにしました。
料理は未経験だったものの、行動力には自信があったため、友人2人と共に「3年後に自分たちの店を出す」ことを目標にします。
「『3年後に独立』から逆算すると、料理だけでなく接客や経営まですべてを学ばないといけない。」
そう考えて、小さな個人経営のお店に連絡してまわりました。しかし、「3年後に独立したいです!」と真正面から伝えていたこともあってか、料理未経験で採用してくれるところはなかなか見つかりません。
諦めずに30店舗ほどまわった結果、ついに受け入れてくれるダイニングバーのオーナーさんと出会いました。
半年間オーナーに仕事を教えてもらった後は「好きにやって良いぞ」と言われて店長に。40〜50代のお客さんを相手に接客や料理、社会勉強をたくさんさせてもらいました。
約2年のあいだ本やCOOKPADを見ながら料理をし続け、自分なりに努力はしたものの「基礎ができていない」と感じるようになりました。
独立に向けてレベルアップするべく「一番有名なところへ行こう!」と考えて都内のホテルへ転職します。
恩人の一人である上司とも出会うことができました。上司よりも毎日3時間早く出社してその方の仕事を片付け、さまざまな基礎を教わったものです。叱咤激励されながら「料理人のあるべき姿」を徹底的にたたきこんでもらいました。
自分が素人なのがコンプレックスで、毎日必死に働きました。昼休みは欠かさず練習し、休みの日には魚屋さんでひたすら魚をさばかせてもらう日々。
また「まかないはフレンチ以外を作る」という決まりがお店にあったため、さまざまな料理を作ることもできました。
「店を出そう」と約束した友人2人は「飲食ってやっぱ稼げないよな」と、飲食業界から離れていきました。
「まだまだ自分には実力が足りない」とホテルで働き続けていたものの、コロナの影響で仕事が激減し、給料も大幅ダウンしてしまいます。
同時に巣ごもり需要が高まった時期でもあり、友人から料理の相談が増えました。しばらくは出勤すらできない時間もあったため、家庭料理の発信をスタート。
1年コツコツと配信した結果、YouTubeの登録者は1,000人に増えました。
もともと料理は自分のお店を出すことを目標に始めたもの。でも、視聴者の声を直接聞く経験から、「人に教える楽しさ」にやりがいを感じるようになり、料理人から料理家への転向を決意しました。
YouTubeでの発信初期は、自分が一番美味しいと思うものを中心に紹介していました。お店の料理人時代は「とにかく美味しいものを作ること=喜ばれること」だったからです。
しかし、家庭料理は美味しいだけではダメで、健康面も考慮する必要があると気づかされます。それに気づけたのは、視聴者さんからのフィードバックがきっかけです。
視聴者さんが「美味しい」ご飯を食べて、どうなりたいのか?
私は何を発信したいのか?
と何日も何日も考えた結果、
「本当に発信したい料理は、美味しくてヘルシーで毎日食べ続けられる料理だ!」
という結論にたどりつきました。
それからは、今までとはガラッと方向転換。
「どんなレシピだったら毎日取り入れてもらえるかな」
「みんなが失敗しないように、先回りして失敗しやすいポイントを伝えよう」
「普段使う食器や道具もみんなが手に取りやすいものを紹介しよう」
と試行錯誤をする日々です。
ひとつのレシピを考えるのに平均6〜7回、多い時には10〜15回試作を重ねることもあります。
私の当時の知識を最大限詰め込み「ごはん作りが最短で上達する 魔法のコツレシピ」を出版しました。家庭に一冊は置いておきたくなるような、料理で使えるコツを詰め込んだ書籍です。
「家庭料理の中で、ちょっとしたコツも教えてくれてこういうレシピ本待ってました!」
「料理初心者にもおすすめです。」
「簡単、速い、経済的、そして何よりおいしい。」
など、たくさんの喜びの声を頂いています。
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なんと誕生日にYouTubeの登録者数が50万人を超えました。
ここまで大きなチャンネルに育つことができたのは、皆さんのおかげです。
初のオリジナル商品であるトングの初回販売時は、1時間で完売しました。
下処理で手が汚れない事で、こんなに調理がスムーズになるのかとビックリするはずです。
脚付きでキッチンの上に置いても、先端が付かずに衛生的です。
また、ずっと夢だった料理教室を開催する事ができました。めちゃくちゃ楽しかったです。本当に楽しくて嬉しくて最高の時間でした。
オフラインの料理教室は、四半期に一度のペースで今後も開催予定です。
「いつもの料理を”ひと手間”でちょっと美味しく。」をコンセプトに、現在も美味しくヘルシーな家庭料理を発信しています。「衣食住」の「食」はさくらに任せていれば大丈夫!と思ってもらえる状態が目標です。
そして私の夢は「日本一の料理家になる」ことです。
ほかにも、色んな目標や想いがあります。
・視聴者の皆さんが冷蔵庫の中にあるものを見てパッと料理を作れるようになってほしい
・日本の家庭料理のレベルを底上げしたい
・伝統的な料理が作られなくなってしまわないように、引き継いでいきたい
などなど。
2024年は料理教室を四半期に1度は開催したいですし、オリジナルのフライパンやだしパックも発売予定です。
「さくらのチャンネルを見ておけば、美味しい料理を食べながら健康でしあわせな人生が送れる」
と皆さんに言われるよう頑張っていきますので、期待していてください!
これからもどうぞ、よろしくお願いします!